
アバデア国立公園のロッジに現れたオオブチジェネット(Blotched Genet / Genetta tigrina)。ネコに良く似ていますが、ジェネットはネコ科ではなくジャコウネコ科の仲間です。ジャコウネコ(麝香猫)の名の由来は、臭腺から分泌される液が香料や薬などに利用されてきた事に依ります。ジャコウネコ科は他にネコ科、マングース科、ハイエナ科などを含むネコ亜目の中でも最も原始的なグループで、ほとんどの種が比較的小型(最大の種でも体長1メートル足らず)で夜行性です。またジャコウネコ科は他に日本にも帰化しているハクビシンや、最近一部で人気のビントロングなどを含みます。オオブチジェネットはサハラ砂漠以南の森林に広く生息しており、小鳥や昆虫などの小動物を捕食します。このジェネットは人工光に誘われて集まった昆虫をしきりに漁っていました。体長は40~55cm、尾の長さも体長とほぼ同じです。

↑なんとロッジのスタッフに餌付けされていました。イエネコじゃないんだから・・・
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