
ケニアには二種類のダチョウが居ます。お馴染みのダチョウ(Common Ostrich /
Struthio camelus)と、写真のソマリダチョウ(Somali Ostrich /
Struthio molybdophanes)。資料によってソマリダチョウはダチョウの亜種扱いだったり別種扱いだったりするのですが、亜種扱いの場合は
S. c. molybdophanesになります。普通のダチョウは更に4亜種に分かれて、ケニアに居るダチョウはマサイダチョウ(
S. c. massaicus)です。ややこしいですね。ソマリダチョウとマサイダチョウの違いは一目瞭然、雄ソマリダチョウの首と脚は青いのです。雄の羽は黒いという点では同じなのですが、ソマリダチョウは黒さのレベルが違って、物凄く黒い、まさに漆黒です。逆に雌の見た目にはあまり違いはありません。また見た目だけではなく生態も多少違いがあって、ダチョウは開けた草原を好み、地上に生えている草を好んで食べます(グレイザー)が、ソマリダチョウは潅木の茂る土地を好み、潅木の木の葉を好んで食べます(ブラウザー)。両種は交配可能だそうですが、多少問題があるそうなのでやはり別種扱いの方が適当なのかもしれません。東ツァボ国立公園にて。
カメラ: Pentax K-5
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F4.0
露出時間: 1/1250 sec
ISO感度: 200
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01-11(金)11時25分|ダチョウ
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ダチョウ(Ostrich /
Struthio camelus )の夫婦。黒いほうが雄、茶色いほうが雌です。この写真を見ていると凛々しくキッとカメラを見ている夫と、伏し目がちな妻と、まるで昭和初期の夫婦が写真館で撮ったみたいですが、実際はダチョウはハーレム制で、一夫一妻制ではありません。鳥の仲間でハーレム制というのはとても珍しいですね。生活スタイルが繁殖戦略に大きく影響するんでしょうね。
カメラ: Pentax K-5
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F10
露出時間: 1/400 sec
ISO感度: 200
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12-22(土)22時25分|ダチョウ
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マサイマラのダチョウ。言うまでもなくダチョウは世界最大の鳥です。全長230cm、体重130kgに達します。飛ぶことは出来ませんが走るスピードも世界最速で時速80kmにも達します。しかし生はおろか、テレビの映像でさえもダチョウが全力疾走しているところは見たことがありませんね。一度見てみたいものです。もう一つの世界一は、これも有名ですが卵の大きさです。これは一個の細胞としても全ての生物で最大のものになります。ダチョウの肉は脂肪が少なくヘルシーだということで、日本を含め各地で食用に飼育されています。実家の近所でも一時期ダチョウが飼われていました。卵はあまりおいしくないそうです。
撮影データ
カメラ: Pentax K-5
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F4.0
露出時間: 1/320 sec
ISO感度: 400
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05-30(水)03時26分|ダチョウ
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