
ケニアには
ナイルオオトカゲの他に、もう数種のオオトカゲがいます。ナイルオオトカゲは水のあるところでは比較的良く見かけるのですが、ノドジロオオトカゲ(Rock Monitor /
Varanus albigularis)は滅多に見かけることが無く、この写真を撮った時が初めての遭遇でした。体長は最大で2mと、ナイルオオトカゲ(2.5m)より小型ですが、がっしりした体格でなかなかの迫力でした。興味深いのは顔が全然違う事で、ナイルオオトカゲは小型肉食恐竜のような顔立ちなのに対し、ノドジロオオトカゲは角竜のような顔立ちです。
<読者のご指摘を受け、サバンナオオトカゲ→ノドジロオオトカゲに訂正しました。ご指摘ありがとうございました。>
カメラ: Pentax K-5
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F5.6
露出時間: 1/400 sec
ISO感度: 200
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01-10(木)12時33分|オオトカゲ
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最近「ナイルオオトカゲ」で検索してくる人が多いので、ナイルオオトカゲ(Nile monitor /
Varanus niloticus)特集を組んでみました。オオトカゲは白亜紀の海を支配したモササウルス(海トカゲ竜)や、ヘビと近縁だと言われています。またオオトカゲとヘビの意外な共通点は、舌の構造です。オオトカゲの舌はヘビと同様二股に分かれた細長い舌をしています。ヘビは舌をチョロチョロ出し入れしますが、あれは舌に空気中の匂い分子を付着させて、口内の匂いセンサー(ヤコブソン器官)に接触させ匂いを感じている動作です。恐らくオオトカゲの舌も同じ役割を果たしているんでしょうね。
またライオンはなぜかオオトカゲが苦手らしく、オオトカゲがライオンの獲物を横取りする様子が観察されることがあるようです。さすがのオオトカゲもライオンよりはずっと弱いはずですが、人間がヘビを怖がるのと同じような感覚でしょうかね。

顔のどアップ。恐竜っぽい、というか恐竜映画の顔のデザインがオオトカゲを参考に作られているのかもしれませんね。大きな耳の穴に注目。

魚の養殖場に泥棒猫ならぬ泥棒トカゲにやってきました。養殖場は公園内にあって、トカゲもキャストの一員なので、労働者(?)としての当然の権利なのかもしれません。前足の鋭い鉤爪が印象的。

ワニ並みの体格の大型個体。体長は2mくらい。でっぷりとしたお腹が印象的。でもワニに比べるとやはり口がずっと小さいので、同じ大きさのワニには敵わないでしょうね。
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08-26(日)15時41分|オオトカゲ
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モンバサのナイルオオトカゲ。最大で体長2mにも達する巨大なトカゲで、写真の個体は1m少しくらいのまだ子供です。大型の個体になるとワニにも引けをとらない迫力です。写真の通り泳ぎがとても得意で、ワニ同様水辺に生息しています。尾の形も縦に平べったくなっており、遊泳に適応しています。ナイルワニと生息域が被ることもあって、ワニとは成長段階によって互いに天敵の関係にあります。すなわちワニの餌でありながら、小さなワニや卵を餌にしています。飼われている個体を一度触らせてもらったことがありますが、飼い犬くらいでは歯が立ちそうもない、鎧のような頑丈な皮膚が印象的でした。皮膚は革製品の原料にもなっています。
カメラ: Pentax K-5
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F4.5
露出時間: 1/500 sec
ISO感度: 200
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07-13(金)02時09分|オオトカゲ
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