
海で暮らすトカゲの仲間は、ガラパゴス諸島に暮らすウミイグアナだけだというのが定説ですが、実は海トカゲはアフリカにも居ます。とっても地味で無名なトカゲ、Coral Rag Skink (
Cryptoblepharus boutonii)です。和名は無いようです。大きさは最大15cm、日本のカナヘビより一回り小さいくらいです。名前の通りサンゴ礁のギザギザした岩場に住んでいます。泳ぎが得意で、小さな甲殻類や小魚を捕らえて食べます。中生代の海を支配した海生爬虫類の祖先も、初めはこんな小さな地味な生き物だったのかもしれませんね。
カメラ: Pentax K-5
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F5.6
露出時間: 1/1000 sec
ISO感度: 200
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02-05(火)21時43分|トカゲ:その他
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アフリカの動物と言えば、日本より大きいという印象がありますが、何でも大きいというわけではありません。コビトヤモリ(Dwarf Gecko)の仲間は、体長8cm程度のとても小さな昼行性のヤモリで、木が三本あれば一本には居る、と言っていいほど何処にでもいます。首から上と下で模様が違う、ツートンカラーの種が多いのが特徴です。なぜこんな模様になったのかは謎です。異性へのアピールと、保護色の折衷案ということでしょうかね?

↑ホワイトヘッデッド・ドワーフゲッコー(White-headed Dwarf Gecko /
Lygodactylus picturatus)。近所で一番普通に見かけるコビトヤモリ。ケニア沿岸地域とタナ川流域に生息しています。

↑イエローヘッデッド・ドワーフゲッコー(Yellow-headed Dwarf Gecko
/ Lygodactylus luteopicturatus)。ややレアなコビトヤモリ。タンザニア沿岸地域が主な生息地です。

↑ケープ・ドワーフゲッコー(Cape Dwarf Gecko /
Lygodactylus capensis) ツートンカラーじゃないコビトヤモリ。殆どみかけませんが、沢山居るけど保護色で見つけられないのか、本当に数が少ないのか謎です。
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10-21(日)10時21分|トカゲ:その他
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スキンクの仲間(有鱗目トカゲ亜目スキンク下目スキンク科)を集めてみました。スカンクじゃありません。スキンクはニホントカゲを含む、トカゲの仲間でも最大のグループで、光沢のある滑らかな鱗、短い脚(ほぼ完全に退化したものも)が特徴です。

↑↓スペックルリップドスキンク(Speckle-lipped skink
/ Mabuya maculilabris)。残念ながら和名は無いようです。無理やり和訳するとマダラクチトカゲといったところでしょうか。ケニア沿岸地方では普通に見られるトカゲですが、
アガマが目立ち過ぎるので存在感は余りありません(笑)。大きさは最大で30cmとの事ですが、実際に見た印象はニホントカゲと同じか一回り大きいぐらいです。昆虫などの小さな無脊椎動物を餌にしています。

↑顔のアップ

↑↓レインボースキンク(Rainbow Skink /
Mabuya margaritifer)。東ツァボ国立公園で撮影。レインボーと言うのはちょっと無理があるんじゃないかと思うんですが、雄はターコイズブルーに輝く綺麗なトカゲです。長さは最大30cmほどですが、体の厚みはスペックルリップドスキンクの倍以上あります。丸々太った金属光沢の体はシシャモを連想させます。ゴクリ。餌は昆虫などの無脊椎動物です。

↑レインボースキンクの雌。雌の模様はニホントカゲに良く似ていますね。

↑ヴァリアブルスキンク(Variable Skink /
Mayuba Varia)。何がヴァリアブルなのかと言うと、体色にバリエーションが沢山有るとのことなのですが・・・とっても地味ですね。ナイバシャのクレーターレイクにて。

↑ストライプドスキンク(Striped Skink /
Mabuya striata)。名前の通り縞模様のあるトカゲです。ケニア内陸の都市部で普通に見られるトカゲの一種。ナイロビにて。
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09-05(水)17時37分|トカゲ:その他
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昨日に引き続きトカゲくん。ヒガシオニプレートトカゲ(Great-Plated Lizard)です。体長約50cmの大きなトカゲで、ドラゴンのようないかつい体と可愛らしい顔のギャップがチャームポイントです。食性は雑食で、昆虫をはじめとした小動物や、果実や草なども食べるそうです。日本でペットとして売られているそうですが、性格は顔の通りにおっとりとして飼いやすいそうです。モンバサにて。

カメラ: Pentax K-x
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F4.0
露出時間: 1/400 sec
ISO感度: 1600
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07-14(土)03時28分|トカゲ:その他
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