モズの仲間たち。モズは日本でも馴染みの肉食の鳥で、昆虫や小さなトカゲ、カエルなどを捕らえて食べます。モズと言えば、捕らえた獲物を木の枝に突き刺したり挟んだりする「はやにえ(早贄)」が有名ですが、モズのはやにえは日本のモズだけでなく、モズ科の多くの鳥が行う行動です。なぜモズの仲間が「はやにえ」をやるのか、実のところその理由は良く分かっていないそうです。貯蔵食にしているというのが分かりやすい説明ですが、実は「はやにえ」にした獲物を後で食べに来ることはあまり多くないらしいのです。「はやにえ」にされて食べられもしない動物はちょっと気の毒ですが、私達人間も相当な食べ物を無駄にしているので偉そうには言えません。

↑カタジロオナガモズ (Common Fiscal /
Lanius collaris)。ナイバシャ湖畔にて。英語名は「普通モズ」。

↑ハグロオナガモズ (Grey-backed Fiscal /
Lanius excubitoroides)。ナイバシャ湖畔にて。

↑オグロオナガモズ (Long-tailed Fiscal /
Lanius cabanisi)。ナイロビ国立公園にて。陽炎のせいで解像度が落ちてしまっています。

↑アカメメガネモズ, (Retz's Helmet Shrike /
Prionops retzii)。シンバヒルズ国立保護区にて。
虫を咥えている珍鳥メガネモズ。メガネモズの仲間はモズ科ではなくメガネモズ科に分類されます。
アフリカ雑貨・写真集などいつもご訪問ありがとうございます。ブログランキングに参加しています。上のアイコンを1日1クリックしていただけると励みになります。
スポンサーサイト
09-11(火)21時16分|モズ
|コメント:2
|トラックバック: 0
|Λ