
ケニア第二の都市、モンバサで一番良く見かける鳥はイエガラスと並んでイエスズメ(House Sparrow / Passer domesticus)です。どちらも実はアフリカの固有種ではなく、イエガラスはインドから、イエスズメはヨーロッパから人と共に入ってきた移入種です。分布は沿岸の都市に限られていましたが、徐々に内陸に進出し、現在はナイロビにも定着しているようです。日本でおなじみの無印のスズメは雌雄同色ですが、イエスズメは雌雄で模様が全然違います。上がオス、下がメスの写真です。日本では都市から農村まで、至る所にスズメがいますが、ヨーロッパでは都市にイエスズメ、農村にスズメと住み分けているそうです。

↓正真正銘のアフリカ固有のスズメ、オオスズメ(Rufous Sparrow / Passer motitensis)。オオスズメと言っても大きさはイエスズメやスズメとほとんど変わりません。サバンナに住んでいるせいか、イエスズメより凛々しい顔をしているように見えますね。写真はオスで、メスは基本的に同じ模様ですが、オスより全体的に淡い色をしています。ヘルズゲート国立公園にて。

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