ミッダ・クリークのオオフラミンゴ(Greater Flamingo /
Phoenicopterus roseus)。別名のヨーロッパフラミンゴの名の通り、東アフリカの一部以外に、南ヨーロッパの一部にも分布しています。数万羽の大群を作ることで有名な
コフラミンゴ(体長90cm)に比べ、一回り以上大きく(140cm)、体色や嘴の色のパターンが違います。一説によるとフラミンゴは世界で一番不味い鳥らしいですね。不味いからこそ人間に獲られずに、太古のままの大群集を観察できるのかもしれません。ちなみに北アメリカにかつて40億羽(!)も居たリョコウバトは、美味であったために一羽残らず狩り尽くされてしまいました。
カメラ: Pentax K-5
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F5.6
露出時間: 1/1600 sec
ISO感度: 160
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10-10(水)20時14分|フラミンゴ
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では無数のフラミンゴは何処へ行ったのかというと、引越先のひとつがここオロイデン湖です。ここはナイバシャ湖に隣接する小さなソーダ湖で、高台から見下ろすと,湖畔一帯がピンク色に染まるほどの圧倒的な数のフラミンゴが生息しています。これだけの数のフラミンゴを食べさせるだけの餌がどのように存在しているのか不思議です。これだけのフラミンゴが居ると、積もった糞の量も半端ではなく、この膨大な量の糞が莫大な量のプランクトンを発生させ、それをフラミンゴが食べる・・・というサイクルになっているのかもしれません。フラミンゴのピンク色は餌である甲殻類由来・・・と言う話が有名でしたが、改めて調べてみると実際は餌としている藍藻(原始的な藻類)由来のカンタキサンチンという色素がピンク色の正体だそうです。カンタキサンチンは甲殻類の赤い色素でもあるので以前の説がまったくウソというわけではなさそうですが。
撮影データ
カメラ: Pentax K-5
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F5.6
露出時間: 1/1250 sec
ISO感度: 160
04-18(水)15時29分|フラミンゴ
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