
前足を跪いて草を食べるマサイマラのイボイノシシ(Warthog /
Phacochoerus aethiopicus)。実際に地面に着いているのは膝でも肘でもなくて人間で言うと手首の部分です。霊長類以外の多くの陸上哺乳類は人の手と足の甲の部分が二の腕、脛と同じくらい長いので、実質走るための関節が一つ多いということになります。走るのが速いわけですね。犬猫や牛馬の後足を見ると、まるで人間と逆の向きに膝が付いているように見えますが、あれは足首の関節で、膝はもっと上にあるのですが巨大な筋肉や毛皮に隠れて目立ちません。
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10-18(金)23時57分|イボイノシシ
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サバンナで動物を観察していると、なぜ繁栄しているのかよく分からない動物もいます。イボイノシシ(Warthog /
Phacochoerus aethiopicus)も、そんな動物の一つです。世知辛いサバンナの中で、ガゼルやシマウマほど足が速くも無く、立派な牙があるとは言えウシ科動物の長大な角に比べると武装も貧弱で、背が低くて見晴らしも悪く、しかも丸々と肉付きがよく美味しそうと来たら、真っ先に肉食獣の餌食にされてしまいそうですが。実際、ジャッカル以上の肉食哺乳類、大型猛禽類、ナイルワニなど、主要な肉食動物の殆どが彼らの天敵となっているようです。それにもかかわらず、イボイノシシはシマウマやインパラほどではないにせよ、主要な国立公園ではどこででも高頻度で観察できます。彼らの繁栄は、生き延びるためには必ずしも突出した長所は必要ない事を示しているのかもしれません。
カメラ: Pentax K-5
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F10.0
露出時間: 1/400 sec
ISO感度: 400
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12-13(木)22時15分|イボイノシシ
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戦隊ヒーロー気取り?のイボイノシシ(Warthog /
Phacochoerus aethiopicus)。イボイノシシは尾をピンと立てて逃げながら、時々立ち止まってクルッとこっちを見る癖があり、コミカルな動きと姿で「イボちゃん」の愛称で親しまれています。
カメラ: Pentax K-5
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F5.0
露出時間: 1/800 sec
ISO感度: 200
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09-07(金)20時09分|イボイノシシ
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ヘルズゲート国立公園のイボイノシシ。イボイノシシはそのいかつい風貌とは裏腹に、非常に臆病な動物で、数百メートル先からでもこちらを見つけるとスタコラ逃げてしまいます。この写真を撮ったのはブッシュだったので比較的近くで見ることができました。
ここヘルズゲート国立公園は危険な動物がいないので、徒歩や自転車で公園内を移動することができます。動物以外にもアフリカ大地溝帯の壮大な風景を見ることができます。

トリミング。
撮影データ
カメラ: Pentax K-5
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F5.0
露出時間: 1/400 sec
ISO感度: 200


04-22(日)17時23分|イボイノシシ
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