
アラブコ・ソコケ森林保護区のハイイロコノハズク(Sokoke Scops-Owl / Otus ireneae)。体長15cmほどの非常に小さなフクロウです。大雨でびしょ濡れになってしまっていますが、乾いた状態ではもっとモコモコした羽毛で、ミミズクらしい耳状の羽毛も確認できます。このハイイロコノハズク、これまで紹介した動物の中でも、最も絶滅の危機に瀕している動物で、世界中でここアラブコ・ソコケの400平方キロほどの森と、北東タンザニアの東ウサンバラ山の森にしか住んでいません。ガイドの話によると、ここ20年ほどの探索にもかかわらず、ハイイロコノハズクの巣は未だ一度も見つかっていないとのことです。和名はハイイロコノハズクですが、灰色と茶色の2タイプがあり、写真は茶色のタイプです。この小さな森が、彼らのためにいつまでも残されることを願って止みません。
カメラ: Pentax K-5
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F4.0
露出時間: 1/80 sec
ISO感度: 1600
アフリカ雑貨・写真集など
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