
毎日国立公園を見ている人でも滅多に見ることが出来ないという珍獣、東ツァボ国立公園のアードウルフ(Aardwolf / Proteles cristatus)。写真はイマイチですが、見ることが出来ただけでラッキーというわけでひとつ。ウルフという名前が付いていますが、イヌ科ではなくハイエナ科の動物です。体長55-80cm、体重8-14kgと、中型犬くらいの大きさで、ハイエナ科の最小種です。夜行性で、シロアリを主食としています。シロアリのほかにも甲虫や小さな脊椎動物も食べるようです。また他のハイエナの仲間のように群れは作らず、単独生活です。東アフリカには本種アードウルフの他に、ブチハイエナ・シマハイエナの三種のハイエナが暮らしています。ブチハイエナは大型草食動物のハンティングを主な生業にしていますが、シマハイエナは大型動物は狩らず、腐肉を主に、小動物、植物を食べています。所謂「ハイエナのような」生活をしているのはシマハイエナと、南部アフリカに生息しているカッショクハイエナです。

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