
マサイマラ国立保護区のセグロジャッカル。なぜかとても満ち足りたような表情をしています。ゾウを別にすると、やはり肉食獣の顔の方が表情が豊かで親しみがありますね。草食獣は常に狙われているプレッシャーがあるのか,いつも張り詰めた表情をしている気がします。ゾウが表情豊かに見えるのは,頭のよさだけではなく、天敵が居ないことによる余裕のせいかもしれません。閑話休題。セグロジャッカルはイヌ科イヌ属の動物で,体長45~90、体重6~15kg、実際に見た印象としてはシェパード犬を華奢にしたような体格です。耳が大きいのでキツネの仲間と思われがちですが、同じイヌ科でもキツネよりイヌに近縁の動物です。一夫一妻制で、ペアは生涯解消されないそうです。最大9頭生まれる子供の内、一頭が両親の元に残り、ヘルパーとして弟、妹の世話などの雑用をこなすというユニークな生態を持ちます。東アフリカのイヌ科の動物としては,他にオオミミギツネとリカオン(アフリカン・ハンティングドッグ)がいますが、どちらもサファリで出会うのは困難です。特にリカオンはアフリカ全体で八千頭ほどに減少し、絶滅が危惧されています。ちなみにハイエナはハイエナ科で、イヌやネコとはまた別のグループの動物です。
撮影データ
カメラ: Pentax K-5
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F4.0
露出時間: 1/320 sec
ISO感度: 160
☆アフリカの雑貨屋さん OPEN!☆
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