
タンザニアとの国境の村、シモニの森で撮影したクロシロコロブス。熱帯林でのサルの撮影はなかなか難しいです。木が非常に高く、ほとんど真上に見上げるようになる上に、手前に障害物が入らないようにするのがまた難しい。この写真も手前に木の葉が写ってしまいました。サルの仲間は雑食性であることが多いのですが,コロブスの仲間は100%ベジタリアンです。そのため消化器官が非常に発達しており、二つの胃でウシの仲間のように共生微生物を用いた発酵を行い、セルロースを吸収することができます。見た目も立派な太鼓っ腹です。コロブスの仲間のもう一つの特徴として,手の親指が退化していることがあげられます。親指がなくても木登りには不自由しないかもしれませんが,木の葉や果物を掴むのに不便な気がしますが,どうして退化しちゃったんでしょう?
撮影データ
カメラ: Pentax K-5
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F4.0
露出時間: 1/320 sec
ISO感度: 3200
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