
小用を足しているディクディク(ギュンターディクディク/ Günther's dik-dik / Madoqua guentheri またはキルクディクディク / Kirk's dik-dik / Madoqua kirkii)の雄。柴犬ほどの大きさの小さなアンテロープで、角があるのは雄だけです。ケニアにはギュンターディクディクとキルクディクディクの二種のディクディクが生息しているのですが、両種は素人目には全く見分けがつかないほど良く似ている上、生息地もここ東西ツァボ国立公園では被っているのでどちらの種なのかは私には分かりません。更には両種の混血まで居るとのことで、話がますますややこしくなっています。潅木の茂るブッシュを好み、爪楊枝ほどもある棘だらけのアカシアの葉も、棘を器用に避けて食べます。レッサークドゥなどの他の乾燥したブッシュを好むブラウザー同様、水分をほぼ食料のみから賄う事ができます。ディクディクは哺乳類では珍しい一夫一妻制で、ペアは生涯解消されないそうです。このディクディクの貞節ぶり(?)は有名なのか、HIV/AIDS予防啓発のポスターにディクディクの写真が起用されているのを見た事があります。「ディクディクのように貞節を守ろう!」
カメラ: Pentax K-5
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F4.0
露出時間: 1/400 sec
ISO感度: 200
アフリカ雑貨・写真集など
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