
初登場の爬虫類、ツァボ・イースト国立公園のアガマ(Red-headed Rock Agama / Agama agama)です。日本ではレインボーアガマという愛称で、ペットショップでも売られているそうです。アガマそのものは街中にでもどこにでもいる、ありふれたトカゲなのですが、ここツァボのアガマはひときわ大きく色が鮮やかでした。大きさは最大で30cmくらいにまでなり、餌は昆虫などの小動物です。赤・青・緑の鮮やかな色彩になるのは成熟したオスのみで、その目的はもちろんメスへのアピールです。求愛行動もユニークで,メスを追いかけ回しては腕立て伏せの要領で首を上下に一生懸命振ります。筆者も見習いたいものです。足は非常に速く、日本にいるトカゲが這う要領で全身をくねらせて走るのに対し、アガマは足を立ち上げて、体はくねらせず足の力だけでダッシュします。まあこんな派手な恰好をしていれば,足くらい速くないとあっという間に鳥に食べられちゃいますね。ちなみに30年近く前に一世を風靡したエリマキトカゲもアガマの仲間です。
撮影データ
カメラ: Pentax K-5
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F5.0
露出時間: 1/640 sec
ISO感度: 160
アフリカ雑貨・写真集など
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