
では無数のフラミンゴは何処へ行ったのかというと、引越先のひとつがここオロイデン湖です。ここはナイバシャ湖に隣接する小さなソーダ湖で、高台から見下ろすと,湖畔一帯がピンク色に染まるほどの圧倒的な数のフラミンゴが生息しています。これだけの数のフラミンゴを食べさせるだけの餌がどのように存在しているのか不思議です。これだけのフラミンゴが居ると、積もった糞の量も半端ではなく、この膨大な量の糞が莫大な量のプランクトンを発生させ、それをフラミンゴが食べる・・・というサイクルになっているのかもしれません。フラミンゴのピンク色は餌である甲殻類由来・・・と言う話が有名でしたが、改めて調べてみると実際は餌としている藍藻(原始的な藻類)由来のカンタキサンチンという色素がピンク色の正体だそうです。カンタキサンチンは甲殻類の赤い色素でもあるので以前の説がまったくウソというわけではなさそうですが。
撮影データ
カメラ: Pentax K-5
レンズ: DA☆300mm F4.0
絞り: F5.6
露出時間: 1/1250 sec
ISO感度: 160
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