
アンボセリ国立公園のアフリカゾウ。ゾウは「手」が使えることもあってか、頭が良く人間に似た特徴をいくつも持っています。その一つは寿命が長く、成長が遅いこと。妊娠期間は22ヶ月にも及び、およそ9歳ごろまで母親のすぐ側を離れません。母子の絆は約60年の寿命の間ずっと続きます。メスは10歳ごろに初めての懐妊があり、4年から9年の間を空けて次の子供を懐妊します。人間よりずっと繁殖能力が弱いので、ゾウはとても子供を大事にします。ゾウにはさらに「老後」があります。即ち繁殖可能年齢を過ぎた後も寿命が残っているのです。これは人間以外では極めて稀なケースで、年寄りの知恵が群れの生き残りに大きく寄与していることが伺えます。
カメラ: Sigma DP1s
レンズ: 16mm F4.0
絞り: F8.0
露出時間: 1/160 sec
ISO感度: 100
アフリカ雑貨・写真集など
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