
最近「ナイルオオトカゲ」で検索してくる人が多いので、ナイルオオトカゲ(Nile monitor / Varanus niloticus)特集を組んでみました。オオトカゲは白亜紀の海を支配したモササウルス(海トカゲ竜)や、ヘビと近縁だと言われています。またオオトカゲとヘビの意外な共通点は、舌の構造です。オオトカゲの舌はヘビと同様二股に分かれた細長い舌をしています。ヘビは舌をチョロチョロ出し入れしますが、あれは舌に空気中の匂い分子を付着させて、口内の匂いセンサー(ヤコブソン器官)に接触させ匂いを感じている動作です。恐らくオオトカゲの舌も同じ役割を果たしているんでしょうね。
またライオンはなぜかオオトカゲが苦手らしく、オオトカゲがライオンの獲物を横取りする様子が観察されることがあるようです。さすがのオオトカゲもライオンよりはずっと弱いはずですが、人間がヘビを怖がるのと同じような感覚でしょうかね。

顔のどアップ。恐竜っぽい、というか恐竜映画の顔のデザインがオオトカゲを参考に作られているのかもしれませんね。大きな耳の穴に注目。

魚の養殖場に泥棒猫ならぬ泥棒トカゲにやってきました。養殖場は公園内にあって、トカゲもキャストの一員なので、労働者(?)としての当然の権利なのかもしれません。前足の鋭い鉤爪が印象的。

ワニ並みの体格の大型個体。体長は2mくらい。でっぷりとしたお腹が印象的。でもワニに比べるとやはり口がずっと小さいので、同じ大きさのワニには敵わないでしょうね。
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